散歩中に見かけてぞわぞわした切り株。
ふつう切り株というと、お菓子のバームクーヘンのような同心円の模様の円形に近いものをイメージするが、これは何本もの細目の木がより集まって融合したと思われる切り口。
小さな虫や魚の卵が大量に密集している光景を見たときと似た、過密な生命力の生々しさを感じてなんだかぞわぞわした。
一方、その切り株の近くの公園の一角で、岩の上に集められた松ぼっくりの山を見つけた。
きっとどこかの子供が収集して置いていったのだろうと思うと、切り株と同じ密集状態ではあっても、ぞわぞわではなく、ほわほわした。