人が行動を起こす動機、つまりインセンティブについて述べた本。
基本は経済学なので、取り上げるインセンティブは金銭が主。
数多くの事例を列挙し、大抵の人々はインセンティブを誤解して目的を果たせないでいると指摘する。
それはともかく、食事に関するインセンティブを取り扱った章を読むと、著者がどれだけ食事に対して情熱を傾けているかわかる。
食事に関することだけで本が一冊書けそうなほどの造詣の深さと関心の広さが文面と行間紙背から強烈に伝わってくる🍽️
コスモポリタンな食事や料理に興味がある人に特におすすめの一冊📖