94参る ヘビ
94度目のお百度参り。
いつもの人とはバッティングせず。
それはそれで寂しい。
空を背景に三つ又の棒が突き立つこの形状。
何か神々しい印象を受けると思ったら、高千穂峰の天之逆鉾と似ていたからだった模様。
朝は雨が降るが夕方には青空が広がる。
風もいくらか湿っぽさが緩み涼しい。
雲が層になっていることで、空の奥行きが強調されて見える。
ヘビの死骸。
車に轢かれてペシャンコなのは時々見かけるが、これは頭だけが潰されて体は非常にキレイなまま残っている。
何者かが意図的に殺したように見える。
ヘビに触ったことがなかったのでいい機会だと思い意を決して触ってみる。
ウロコはもっと硬質でツルツルした感触かと思いきや、決めの細かい毛織物のような柔らかくしっとりとした感触。
ウロコの一枚一枚も薄片ではなく、柔らかな粒が規則正しく並んでいる。
ふと、恐竜には羽毛があったという説を思い出す。
知っているつもりで知らないことはまだまだある。