96参る 面接
日中になって朝からの雨がやむ。
夕方ににわか雨が降るが地元の駅に着く頃にはやんでいる。
96度目のお百度参り。
参拝しようと賽銭箱の近くでもたもたしてたら、あとから来たいつもバッティングする人が素早く賽銭を投げ入れ鐘も鳴らさずお辞儀したかと思うとまたたく間に立ち去っていった。
いつも遠目に見ていた時はちゃんとマナーに則って参拝していたから、明らかに自分が居たせいだろう。
表情も何もしかとは見なかったが、その慌ただしい一連の動きからは、習慣に闖入した邪魔者を快く思わない苛立ちを読み取れなくもない。
自分が悪いわけではないと分かっていてもちょっと心苦しい。
訓練校では面接の特別授業。
学生同士で面接のロールプレイ。
想定していたより更に出来が悪くて想定していたより更に凹む。