職場見学 ホットショット

[ザノースフェイス] リュック ホットショット シーエル メンズ ブラック

昨日は就職を志望している職場の見学へ出かける。

スーツで出かける機会は滅諦にないのだが、なぜかそのまれなタイミングには必ず雨が降る。

万一にも遅刻しないよう、余裕を見て早めに出かけたが、想定していたよりも早く着きすぎて時間をつぶすのに苦労した。

どこか座って落ち着けるベンチでもあれば、いつも持ち歩くようにしている本でも読んで有意義に時間をつぶせるのだが、あいにくの雨で道端や公園のベンチは濡れて使えない状態のものばかりだった。

あちこち歩きまわった末に、見学場所から目と鼻の先にあるコンビニのイートインコーナーで落ち着けたのは見学予定時刻の30分前で、休憩に大した時間は充てられなかったが、それでも一時間以上休みなくぶっ続けで冷たい雨の中を革靴で歩き続け疲弊した心と体にはありがたかった。

イートインを利用するためにチョコタイ焼きなるスイーツを買って食べた。

慣れない土地を歩き回って疲れ切っていた上に、すきっ腹も相まって、チョコタイ焼きは極限にまで増幅された滋味となって心身にしみ込み、新たな活力の滋養となった。

間違いなく人生最高のチョコタイ焼きだったと断言できる。

職場見学は担当者に丁寧に業務説明や場内の案内をしてもらい、終始和やかな雰囲気で行われた。

職場の第一印象も、それほど悪くない感触だった。

夜勤を含む変則的な勤務形態なのが若干不安だが、就職が決まり、実際の勤務が始まるまでに期間が開くようなら、その間に自宅で疑似夜勤を試してみて体調への影響を検証してみようと思う。

帰りに地元の駅に着いた時には雨が上がっていた。

歩数計を見たら、驚くべきことに今日一日の歩数が2万歩を優に超えていた。

スギサポアプリのマイル対象となる歩数の上限に達していた。

長距離の歩行と、久しぶりの対人交流が重なり、かなり疲れた。

いけないいけないと思いつつ、疲労でタガが緩み、カルビ牛丼やらお菓子やら、糖質たっぷりの食べ物を欲求のままにあれこれと買い食いしてしまったのは、顧みて少し自分に甘かったと気を引き締めなおす一方で、疲労を考慮してこれぐらいは許容範囲ではないかと受容する自分も居て、それが特に喧嘩せず共存している不思議な両義的感覚に浸る。

時間つぶしに歩き回っている時に、高齢者の入居施設と併設されたおしゃれなカフェを発見したので、いつか行ってみたいと心の予定表に書き込んだ。

リサイクルショップで購入したノースフェイスのホットショットだが、今ではすっかりお気に入りで重宝している。

それと同系統の現行モデルがAmazonでかなり割引されて販売されており、その価格を見るたびにワンクリックで衝動買いしそうになる。

ノースフェイスのホットショットを使ってて、特に自分の琴線に触れた他にはない魅力的な特徴は、背負ったときの肩や背中への負担が格段に軽減される構造と、タウンユースでは邪魔なウェストベルトが収納できて身軽になるところ。

肩が凝りやすいのと、バッグ類の上げ下ろしでバックルを付け外すのも外しっぱなしでぶらつかせるのも煩わしいという、リュック利用に伴う長年の二大悩みを一挙に解消してくれたホットショットの功績はとてつもなく大きい。

どこかで実物を見れたらAmazonで買ってしまうかもしれないが、ちょっとお店の人に申しわけなくて気が引ける。