年間パスポートを買った近所の動物園を、元を取るために再訪する。 今日もいい天気。 週末なので、入場券の購入窓口が混雑しているが、こちらは年間パスポートで直接入場できるので、ちょっとした優越感に浸った。 我ながら悪趣味な優越感だなとは思う。 前…

山の稜線から湧き上がる逞しい雲が、南へとその身を伸ばして行く。 怪物の侵攻を思わせるものものしい雰囲気をまとう雲の塊。 畏怖の念に衝き動かされ、その威容を思わず写真に収める。

何がどうというわけでもないのに、写真に残しておきたくなる程度に気を惹く風景。

動物との触れ合いは、愛情ホルモンであるオキシトシンの分泌を促し、精神の健康にいいという触れ込みを信じ、さっそくその学説の真偽を確かめるべく、近所の動物園へ出かけた。 年間パスが2100円と大変お得だったので購入し、いそいそと入園する。 動物園に…

近所の河川敷にコロセウムができるのかと期待したのも束の間、よくよく見たらただの巨大物流センターだった。

サイクリングの途中で出遭った、最高に気持ちいいサイクリングロード。 道幅は広く、辺りは開けた河原で見晴らしがいい。 開通したばかりなのか、路面には全く荒れがない。 タイヤが滑るように進む。 車体に響くロードノイズは穏やかで軽く、眠気を誘うほど…

天気が良かったので、気の向くまま風の向くままサイクリングへ繰り出す。 当てもなくうろうろしていると、通りがかった交差点の一角で、電話ボックスくらいの背丈の小柄な時計台を発見。 それなりの年代を感じさせる意匠と風格だが、肝心の時計は日付をデジ…

男心をくすぐる道。 巨大な構造物の下をくぐるというのは、胎内巡りにも似て、回帰の本能を刺激するのだろうか。

こんなに大勢のサギが一堂に会する場面には未だかつて遭遇したことがない。

夜勤明けで脳が働かないが、体を動かしたい気持ちはあるので、仮眠を取ったあとサイクリングへ出かけ、154度目のお百度参りを行う。 前にも訪れた二本の大樹が並び立つ奇景が印象的な近所の神社にお参り。 木の根元に隠れハートマークを発見。 出会いの予感…

肉眼で見るとものすごく大きく見えるのに、写真だと小さいのはなぜだろう……

補修工事のためか、飛散防止のカバーをまとった鉄塔。 色合いとか質感とかデザインとか、強烈に何かを彷彿とさせる。 何なのかと訝しんでいるうちに思い当たったのは、ティム・バートン監督のアニメーション、コープスブライドの花嫁。 ティム･バートンのコ…

山が吹くというよりは、噴くという方がふさわしい豪勢な色。

通勤途中に胸を打たれた風景×2。 一枚目は雲一つない青空のど真ん中を突っ切って鮮やかな航跡を描く飛行機と太陽のコラボレーション。 二枚目は山際にかかった夕日の控えめな煌めき。 肉眼でも胸を打たれる美しい風景だったが、最近のスマホカメラはAIが自動…

しばらく神社から足が遠のいていたので、サイクリングがてらお百度参りに出向く。 巨大な石木が好きなので、以前にも参った樹齢1400年超の御神木が祭られている神社を訪ねる。 毎度毎度御神木を目にするたびに畏敬の念に囚われて敬虔な気持ちになるが、よく…

You Tubeがオススメする近所の心霊スポットに懲りずに出掛ける。 今度は鎌北湖。 何やらいわくが色々あるようだが、怖いので詳細は確認せず、更に訪問を日中にする盤石の二段構えで臨む。 一時間も掛からずに着いてみれば、ちらほら人出があり、のどかな雰囲…

You Tubeがオススメしてくる動画の中に、有名な心霊スポットを各都道府県別にまとめたシリーズがあり、その埼玉県版を見たら、その中の一つが思いのほか近所にあったのでサイクリングしてきた。 場所は笛吹峠。 折しも台風が関東に接近し風雲急を告げる空模…

仕事帰りに通りかかった河原沿いの遊歩道で出遭った夕日。 なんとなく胸を打たれる風景。 思い返せばなんとなく胸を打たれてばかりの半生だった。

ブルーインパルスに出くわす。 入間基地から飛び立った直後くらいだろうか。 試し炊きと思しき5色のカラースモークを出しながら西へ飛んでいった。 生きている内に二度とは見れないであろう光景だと思うと感慨深い。

サイクリングの途中、立ち寄った小さな公園の池に、古代ハスが咲いていたので撮影。 傍らの看板に記されていた由来を参照すると、1400年～3000年前の種から発芽したハスらしい。 現代の気候でも古代のハスが生育できるからには、1000年以上を閲しても気候に…

梅雨の晴れ間とたまの休みが重なったので、当てもなくふらふらとサイクリングへ繰り出す。 青空と千切れ雲と田んぼがいい感じに三拍子揃って好対照する風景に思わず立ち止まる。 以前から行こう行こうと思っていた少し遠距離にある図書館へ行ったらちょうど…

十連勤をやり遂げ、梅雨の晴れ間にも恵まれ、久しぶりにサイクリングに繰り出す。 毛呂山から越生方面を気ままに徘徊。 見事なウロコ雲 温泉スタンド 有料だったので見るだけ およそ60キロ強を走り、体のあちこちから悲鳴が聞こえ出したところで帰宅。 ホイ…

夜勤の帰りに空を見上げたら、DNAのらせん構造にそっくりな雲を発見。 DNAがこの大きさなら、その産物はどれほどの大きさになるのか。

密を避けて長瀞の岩畳を訪れる。 ブラタモリで放送していた地質学的に貴重な地形であるポットホールを探して見たが、TVで見たものとはどこか違う気がする。 水が溜まってるからか、写し方か、それともそもそも場所が違うのかモヤモヤするが、探索の過程は軽…

石灯籠と球場。 朽ちて入り口がガードレールで塞がれ明らかに渡れないのに撤去されず放置された生活橋。 こういうものに惹かれるこの感覚は何なんだろうか。

気ままにサイクリングしてたら、やたら馬頭観音を見かける地域に行き当たった。 なにかいわくがありそうでちょっとワクワクする。

友人と一緒に寄居までサイクリング。 総走行距離が100キロに迫るロングライドは久しぶり。 途中で通りかかるたびに不思議な生え方をしている木が気になっていた神社で141度目のお百度参りを実施。 約1年ぶりに寄居を訪れてみると、想定していたより大幅に様…

山の向こうの夕日の橙から、天上へ向かい急激に夜の黝へと移行する緊密で全くムラのないグラデーション。

定規で引いたような青空と雲の境界線。 近頃の地震が念頭にあると、目につく自然現象のどれをとっても迫りくる災難の兆候のように思えてしまってならない。

朝の通勤風景。 正面に見える山から噴煙が立ち上っていて一瞬びっくりしたが、手前の煙突からの煙が重なって見えただけだったので安堵。